PIVOT app

2022/3 UI/UX service design

経済コンテンツ・アプリ「PIVOT」のサービス、UI/UXデザイン

PIVOTが描く「コンテンツを通じて、経済と人を動かす」というビジョンを実現するため、クライアント、開発、そしてUXデザイナーがワンチームとなってアプリを開発。ゼロからローンチまで1年未満という時間の中、スピードとクオリティの高さを両立した。

いわゆるメディアのサイトという見え方ではなく、さまざまな魅力的なコンテンツが並ぶ書店の本棚のような空間をアプリの中に構築。またサブスクリプションではなく、個別課金であるからこそ、個々のコンテンツの個性を際立たせるUXを設計。
さらに著者と読者の良好な関係を築きつつ、サステイナブルなプラットフォームになることを意識して体験と枠組みを設計した。

ハイライト機能
その工夫の一つがハイライト機能。コメントを廃し、代わりに本文をハイライト、シェアできる機能を企画・デザインした。
タイトルではなく、本文がシェアされるという構造を作ることで、タイトルやサムネイルの歪な最適化を防ぐ。従来型の設計のプラットフォームでは、PVを稼ぐために本文とかけ離れたタイトルや、クリックレートの高いサムネイルになってしまうという、偏った最適化を助長してしまっている面もある。
また著者へのリスペクトから離れてきてしまった近年のコメントシステムを大胆に廃止し、ハイライトで読者と著者の健全な関係をも目指す。

UXデザインを以て、プラットフォームが促す人々の行動をデザインした。